レディーに対する幻想という名の追記

Wikipediaのレディーファーストの追記が気になったのでコピペ

暗殺を警戒して女性(レディー)を先に歩かせたという説に関して

暗殺を警戒するなら、身辺警護をつけるのが常識である。暗殺を警戒するような状況で、レディーを先に歩かせたら、そのレディーを人質に取られる恐れがある。暗殺者の機先を制する目的で身代わりを先行させるなら、自分(男性)と似た格好の影武者を使う。落とし穴のような罠を警戒したのであれば、身分の低い者を先行させる。 そもそも、危険が潜んでいると思われる場所にレディを赴かせるはずが無い。仮に、レディに危険を押し付けるのが常識としてまかり通っていたなら、戦場は、女性兵士が活躍していただろう。[要出典]

当時、上流階級の婦人(レディー)は、ウエストニッパーで腹をギュッと絞め付けていた。そして、スカートの裾がとても広がっていたので、当然歩き難く、歩行速度が遅くなる。このため、男性が先に歩いていくと、レディーは置いてけぼりになってしまうことが多かったのでレディーの歩行速度に合わせるために、男性は後からついていくようにした。

男性がドアを開けなければ、レディーが部屋を出入りする事が出来ないという説に関して

男性がドアを開けるのも、ウエストニッパーとスカートのせいである。 当時のレディーは、御辞儀も出来ないほど腹を締め付けていた。それゆえ、女性(レディー)式の礼は、上半身を曲げる御辞儀ではなく 上半身は直立したまま、スカートの裾を摘んで脚を屈めるのである。このことから、スカートの裾が広く上半身を曲げられないため ドアノブに近付きにくいという事は容易に想像できるだろう。頑張れば自力でドアの開閉が出来るだろうけど、かなりみっともない様になるだろう。 それを見かねて、男性がドアの開閉をする事になった。

食事の順番に関して

男女同時だと、レディーは男性の目を気にして がつがつと食べられないため、食事の時間が長引いてしまう。 先にレディーだけで、がつがつ食べさせておけば 男性が同席した後は、ついばむような上品な風情で気取っていられる。[要出典]

Lady(レディー)と呼ばれていたのは、SirやLordなど貴族の妻であって 一般女性は、レディーファーストの対象ではなかった。毒殺を警戒するなら、貴族の妻ではなく、身分の低い者を毒味役にしたはずであるし 自分が食べる予定の皿に乗っている物を食べさせる。もともと女性が食べる皿と男性が食べる皿は別なので女性に毒味をさせたと考えるのは不合理である。 [要出典]

変な事書いてるなぁというのが正直な感想。レディーを人質に取られたら、レディーごと始末するんじゃないかな… 何をするにも、男性の許可が必要だった時代らしいんで。食事の順番にしても、食器が銀の理由を知らないで書いたんじゃないかなぁ。銀は毒に反応して変色するから、料理にナイフを通した瞬間、ある程度は解るのですよね。さらに用心して、先に食べさせたって所じゃないかと。