ヤフオクで稼ぐぞ!

みたいな会話をしている方々を発見したので、隣の席で聞き耳を立ててました。いやぁ。甘い。会話の内容的には…

  • 流行っているブランド物を売る
  • アーティストをサポートする
  • かわいい子に服を着てもらう
  • 将来的に買い物はネットが中心になる

まず、ブランド物。流行っていれば流行っているほど、すでに自分よりも高いノウハウを持った先駆者が何名もいるわけで。その市場に飛び込んでも埋もれるのがオチ。で、売れてない無名アーティストのサポート。論外。売れてないのは、売れない事しかしてないから。かわいい子に着てもらって写真を撮ると、モデル料がかさむし、日程を合わせなきゃならないのでフットワークが鈍くなる。最後の見通しはもう甘いとしかいいようが。それは100%ない。リアルの一部がネットなんであって、その関係は何があってもひっくり返らない。実際に店員と話をして得られる情報は、メールのやり取りでは手に入らないほど膨大な量になるし、為になる。解っているものにオンラインショップを使うことはあっても、良くわからないものにオンラインショップはまず使わない。雑誌を見たり、詳しい人に相談して、お店に行って手触りや見た目を直に確かめる。実店舗は新規さんの第一歩に非常に重要なもので、その業界の市場拡大には欠かせない。写真と実物では説得力が違いすぎる。だいたい、ヤフオクは商品を安く買いたいから利用するわけであって、それじゃ利益は見込めない。それ以外に使うとしたら、実際にお店に並んでいない規格外の物を探すために利用するぐらい。規格内のもので儲けようとするなら、まず実店舗を運営してノウハウを築いてそれをヤフオクように改良したほうがよっぽど確実だと思うわけで。

…って所まで色々考えていてふと思いつきました。お店でなかなか売っていないような品物を扱うからヤフオクは儲かるって、アフィリエイトでも同じですね… 楽天やビッターズや電脳卸は、誰が使うのか解らないような商品こそ紹介するべきって訳ですか…