著作権について
http://www.virtual-pop.com/tearoom/archives/000162.html
という部分に、かなり同意です。そもそもコントロールし得ない。パソコンを使うことで、もともとあった口コミ的な水面下での流通が、データーとして残って目に付くようになっただけの話で。
随分前に感じたことだけれども、著作権についてあれやこれやとうるさい人っていうのは…
のいずれかじゃないかなぁと思ったことがあります。
ネットが広く分布するようになって、似非クリエイターがわんさと増えてきた昨今、著作権という単語の一人歩きを感じます。著作権はまるで神様みたいな。
そもそも著作権は誰のためか? っていえば、それは作った人の作品が悪徳な商人によって悪用されないようにするためで、つまり著作者のためのもの。なので、著作権は作品が出来た瞬間にその人のものになる。ただ、生活に困ったりなんかして、その著作権をお金で人に譲渡したりする現実もあるわけですよね。たとえば、ビートルズ。こちらは著作権ではなく原盤権ですが、確かマイケルジャクソンがその所有者だったはずです。
著作権の、特にお金の面であれやこれやとうるさい人って言うのは、大半がその著作物で利潤を得てる人で、作った人本人が騒ぐことはきわめて稀であるように思います。騒いだとしても大きな勘違い。コード進行ぱくられたとか、リフやバッキングぱくられたとか。曲の著作権はメロディーと歌詞であることを知らないから騒ぐ。
自分の著作物に絶対の自信と信頼を置いていれば、無断だろうがなんだろうが使われることは自分の宣伝であり、それ以上に使われる現実は何よりも喜ばしいことのはずで。そろそろ著作権っていう権利より、著作者とその作品に視点を置いてみてはどうかなぁと思うしだいです。