2005年紅白歌合戦

いやはや。紅白歌合戦はいったいどこへ行こうとしているのだろう?
視聴率の悪さとかを挽回しようとして、色々と手を尽くしてはいるのはよく解るけれども毎年妙な空回りをしています。今年もその例に漏れず。

そもそも紅白の視聴率が高かったのは、年末の娯楽がそれしかなかったからであって、多様化が進んだ今は、紅白に出る事がより大きなステータスになるような何かが必要なはず。ところがどっこい、現状は演歌の大御所が歌う場所を提供しているだけで、他の時間は完全なる穴埋め。出演者のモチベーションもテレビを通して解る低さ。よくないです。

とまぁ、多分誰もが思ってる部分を一通り書いておいて、率直な感想。

総括;どこに行こうとしてるんだろう…
2005年の紅白で一番頑張ったアーティスト:氣志團

2004年は氣志團マツケンで大いに盛り上がりましたが、2005年は氣志團が随所で盛り上げようと頑張っていたように思います。出番は前半でしたが、氣志團のライブが一番面白かったのは紛れも無い事実です。メモリアルよりも、サブちゃんよりも、あっこよりも、氣志團が一番盛り上がりましたし、笑えました。ショーなんだっていうのを本気で伝えようとしているのが見ていて楽しかったです。

で、一番気になった点なんですけど、音響、悪すぎますね。今回の紅白は最初から最後までボーカルしか聞こえないバランスで、バックがテレビからは一切聞こえませんでした。リバーブもへんにかかりすぎてましたし… 音響バランスは間違いなくNHKの失態だと。カラオケじゃないんだから。

以上、2005年の紅白歌合戦を見てでした。